日当たりのよい砂浜などに自生的に生育するハマダイコンやノダイコンなどは、野菜の大根が逸出したものが起源と考えられています。日本では、福島県の会津盆地や山形県の米沢盆地に、海岸性のハマダイコンとは違った内陸性大根の自生がみられます。大根は、アブラナ科の植物で、超年草で春に放置すれば、枝の先にアブラナに似た紫がかった白い花がつきます。根出葉は、羽根状複葉、頂小葉は大きいです。地下に垂直に根が伸び、主軸が肥大して食べられます。大根というのは、畑での栽培時における大根の肥大部の地上に現れている緑色の箇所が、胚軸、残りの地下に埋没した白い箇所が根に相当します。同じアブラナ科のカブではヒゲ根と呼ばれる下箇所が根に相当して、胚軸は上の丸い肥大箇所になります。大根の胚軸と根の区別は、茎頂側の2次根の発生の有無でも見分けられます。そして、根からは両側一列ずつ2次根がでます。店先の大根では、その痕跡がくぼんだ点の列として観察できます。
東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県大槌町の中心部にある上町地区で、屋台の居酒屋が営業を始め、被災地の夜の闇を照らしている。「居酒屋ドン」を町内で経営していた柏崎浩美さん(50)が町民や学生ボランティアと協力してスタートした。柏崎さんは「本格的な再建の融資を受けるまでには時間がかかるが、夏にみんなが集まれる場所を作りたかった」と張り切っている。
柏崎さんは屋台から約1.5キロ離れた安渡(あんど)地区で店を開いていたが、自宅も店も津波で流された。屋台での再開のきっかけは5月末、教授や学生の有志が参加する東大大槌復興支援チームとの出会い。その紹介で東京都在住のデザイナー、南雲勝志さん(54)が屋台の設計にあたった。柏崎さんも金づちを握り、町内の大工や学生らと屋台を完成させた。
食材探しにも苦労した。かねて付き合いのある仕入れ先も多くが被災し営業していないからだ。このため震災直後、炊き出しの支援に来てくれた北海道島牧村の人たちを訪ね、アワビやエゾシカ肉などを入手した。開店した24日は九州からのボランティアが持参した焼酎やマグロ料理をテーブルに並べ、以前の常連客や南雲さんらと祝杯を上げた。
柏崎さんは「できればずっと続けたい。『大槌のへそ』のような場所に何もないのは寂しい」。同チームの中井祐教授(43)は「困ったときは少しずつ助け合い、最初の一歩を踏み出せれば」と話した。【最上聡】
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東日本大震災の被災地でのハエの大量発生問題は、自治体の要請で陸上自衛隊が駆除に乗り出す事態になっている。陸自第9師団が18日までの3日間、殺虫剤を散布した岩手県釜石市は「住民の苦情はほとんどなくなった」。一方、同県陸前高田市では仮設住宅の住民の多くがハエに悩まされている。専門家は「駆除の効果が大きい所と、そうでない所とのばらつきがある。今後、日本脳炎を媒介する蚊にも注意が必要だ」と話している。
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陸前高田市の長部漁港周辺では5月下旬ごろから、ハエが大量に発生した。その後、発生源とみられる魚の死骸などを撤去。陸自には駆除を要請していないが、ボランティアらが殺虫剤を散布した。
「一番ひどかった5月末の1割くらいには減った」。長部漁港近くの高台にある自宅で暮らす会社員、伊藤実さん(55)はこう話す。それでも、居間に仕掛けた三つのハエ捕り器には毎晩、計100匹以上かかる。
長部小学校の校庭に造った仮設住宅には、ハエ捕りリボンを物干しロープにつるす光景が目立つ。リボンには数十匹のハエがびっしり。「5日前に取り換えたばかりなんだけどね」と住人の女性(91)。同市を管轄する大船渡保健所の担当者は「がれきを完全に撤去しない限り、最終的な解決にはならない」と説明する。
一方、ハエの発生を防ごうと3月下旬に消石灰をまき始めた釜石市は「市民からの苦情はほとんどない」(健康推進課)。とはいえ、3週間前から20カ所のゴミ集積場に設けたハエ捕り器で駆除した量は毎週約10キロに上るという。
自治体などの要請を受け、駆除作業を行う「日本ペストコントロール協会」(東京都)は、これまで全国からの応援延べ約4000人を岩手、宮城両県に派遣。7月中旬、各地で約20分間にどのぐらいハエ捕り器にかかるか、調べた。その結果、岩手県宮古市ではイエバエを含めて2種類が約110匹だった一方、陸前高田市の長部地区で約300匹、宮城県気仙沼市では約2800匹に上った。
同協会は「ハエの多かった地域は対策をしなかったわけではなく、がれきや流出物の量の違いで効果に差があったと考えられる」と説明している。【坂本太郎、曽田拓】
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犬を散歩中の住民がアライグマに襲われる被害が相次いでいる兵庫県尼崎市で27日、2匹目のアライグマ(メス、体長約60センチ)が捕獲された。
わなに仕込む餌を果物などから「チキンラーメン」に変えたところ、19日に続いて捕獲に成功した。
同市によると、27日午前8時30分頃、水路に仕掛けた鉄製のおり(縦横35センチ、奥行き70センチ)にかかっているのを近くの住民が見つけた。大人とみられ、捕獲直後に殺処分された。
同市や隣接の同県伊丹市では今月に入り、住民5人が手や足をかまれ、両市が逃走経路などにおりを仕掛けていた。
大根の起源と特徴について
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